夢真ホールディングス(2362) 決算結果

注目決算

こんにちは。ハルです。

私の持っている銘柄のひとつ、夢真ホールディングスが本決算を発表しました。決算の結果はどうだったか?同時に発表された中期経営計画はどうか?について記事にします。

夢真ホールディングスとは

「建設業界」と「IT業界」への強みを持つ人材派遣会社。建設業界への人材派遣としては国内最大手。売上高割合は建設業界への派遣業が7割、IT業界への派遣業が3割。

営業利益や純利益でみると前期比マイナスとなっている場合もありますが、売上高は2011年から右肩上がりです。時価総額も577億円と大きくはなく今後の成長が期待できそうです。

過去の業績推移は下記のとおりです。

マネックス証券より引用

2020年9月期本決算結果

通期業績としては二桁の増収、増益となっていますし、好決算といってよい結果だと思います。売上高ののびより純利益の伸びのほうが大きいところは、販管費の削減や派遣単価の上昇が寄与したようです。

ただ、会社計画からみると売上高は想定を超えた結果となりましたが、営業利益、純利益は想定を下回る結果となりました。後述する中期経営計画でもおもいましたが、この会社は若干強気すぎる計画をしてしまうと考えられます。

セグメント別

セグメント別の売上は下記の通りで、どちらも派遣単価の上昇、稼働率維持による増収となっています。

建設業界への派遣業:+2,060百万(+5.7%)

IT業界への派遣業:+3,521百万(21.5%)

建設業界は技術者の高齢化等で需要のある業界ですし、IT業界も現在のIoT時代の到来で需要がある業界ですので、今後もさらに伸びて行くであろうと思われます。

その他注目点

海外事業

この会社は海外進出もしていますが、その事業については「海外人材を求めている日本企業への採用支援サービス事業及び日本企業の海外人材活用支援のため、ベトナム、フィリピン、台湾、韓国にて日本語教室を展開してまいりましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい事業環境となりました。」とのことで2億4千万ほどの現存損失となりました。大きな金額ではありませんが、海外展開はいまのところうまくはいっていないようです。

財務状況

財務状況も少し気になります。自己資本比率が32.1%と安全とされる40%を切っています。ここ数年、毎年この比率は下がっていましたが、40%を切ってきましたので注意が必要です。

中期経営計画

来期2021年は売上高610億円(今期比+4.0%)予想ですが、2022年以降は毎年前期比で+17%ほどの成長を見込んでいるようです。

過去実績をみると2017~2019年は+30%ほどの伸びでしたが2020年は+11%にとどまり、2021は+4%予想です。この実績から2022年以降が+17%の成長できるとの予想は少し疑問に感じました。

中期経営計画の説明資料には建設事業への派遣の伸びより、IT事業への派遣事業の伸びが大きくなると予想されていました。IT事業は2025年までに売上高を倍増。利益は10倍予想となっています。

ITニーズの高まりは周知の通りですが、単純な頭数としてのIT技術者は今後淘汰されていくでしょうし、どこまで優秀な人材を確保できるかがカギになりそうです。

その他

決算発表後の株価

決算発表後の株価も見ておきます。決算が発表されたのが2020年11月13日。その日の終値は767円で、一週間後の11月20日の終値は732円。決算発表の翌日は出来高も多かったですが株価はさえない感じです。決算結果の数値は好決算と言えますが、成長性には疑問符が付く結果かもしれないですね。

配当

夢真ホールディングスの配当は現在4.78%でなかなかの高配当でもあります。配当性向が74.6%と高めなのは気になります。以前は株主優待もありましたが2019年に廃止されています。

まとめ

本決算の結果は、コロナの影響もありますが前期比プラスで好決算の結果

中期経営計画は強気の予想。IT事業の伸びが予定通りいくかがカギ

今後も決算内容、中期経営計画通りに成長していくかチェックしていきたいと思います。

それでは、また。

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