丹青社(9743) 企業紹介

銘柄研究

こんばんは。ハルです。

丹青社(9743)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、丹青社についての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

企業紹介

事業内容

ディスプレイデザイン会社。「空間づくりのプロフェッショナル」として各種施設の企画、設計、デザイン、制作、運営等の総合ディスプレイ業を行っています。

こんな感じのオシャレな施設のデザインを行っています。一度は目にしている施設もあるかもしれませんね。

ディスプレイデザイン会社としては乃村工藝社(9716)と双璧をなしています。事業規模は乃村工藝社のほうが大きいですが、ディプレイデザイン会社の大手といえば、この丹青社と乃村工藝社になり、投資目線でも比較対象となると思います。

事業構成

事業としては、百貨店やオフィス、ホテル等を手掛ける「商業その他施設事業」、飲食店やコンビニ等を手掛ける「チェーンストア事業」、博物館や、美術館等を手掛ける「文化施設事業」に分かれています。

会社資料にも事業セグメントは分けて説明されていますが、どの事業セグメントであろうと施設のデザイン設計、施工を行う事業に変わりなく、その施設の対象によってセグメント分けしているようです。そのため、コロナ禍のようにディスプレイ事業が不景気となれば、どのセグメントも変わりなく落ち込むことになり、投資目線ではセグメント別に分析する意味合いは薄そうです。

決算結果

決算概要

最新決算は2021年9月10日の2Q決算です。

前期比で売上高は-26.9%、営業利益は-97.8%と大きくマイナスとなっています。なお、この数値でも2Q決算直前の9月3日に業績の修正を行っており、利益面わずかですが上方修正しています。

注目点

上記のように決算結果は前年を大きく下回った結果となっていますが、株価への影響は少ないです。その理由について、私なりの理由を記載したいと思います。

理由1 織り込み済み

今回発表の決算は2Q決算ですが、1Q決算時に当期の通期予想は発表されており、1Q発表の翌日株価は+7.4%と大幅上昇しています。これは、事前にディプレイ業界全体の需要が下がることを見越しており、その範囲内だったということだと思います。

理由2 コロナ禍からの回復先読み。受注残

コロナ禍から回復した後は経済が活性化され、ディスプレイ業界への追い風が吹いてくると思います。その期待はもちろんあると思いますが、それがいつなのかは誰にもわかりません。ただ、決算資料には受注残の推移が記載れており、これがキーポイントなのかなと私は思いました。

受注残とは、注文は受けたがまだ売上には計上されていない数字になります。つまり、将来の売上となる数字になります。決算資料に記載された受注残を確認すると前年とほぼ同じ水準となっています。これは今後の売上は回復していくことが予想できます。

過去業績

過去業績と比べてもコロナ禍の始まった2021年1月期から大きく落ち込んでいます。

決算資料にある中期経営計画を見ても2020年1月期の水準に戻るには2023年1月期になるようです。

株価指標

株価水準 ⇒ やや割高。ただし、利益の落ち込みを原因とした指標の上昇。
・株価:894円(9月11日 終値)
・PER:30.3倍、PBR:1.49倍

収益力 ⇒ 微妙
・ROE:11.95%、ROA:7.70%
・売上営業利益率:2.94%

財務状況 ⇒ 優良
・自己資本比率:65.2%
・有利子負債倍率:0倍

株主還元 ⇒ 普通
・配当金:26円(前期は40円)
・配当利回り:2.91%、配当性向:88.1% ※今期のEPS29.5円をもとに計算
・株主優待:なし

丹青社では配当性向を50%としていますが、今期は配当性向100%以内で最大限の還元を行うとあるため、これ以上の減配はなさそうです。もともと安定の高配当企業であるため、配当目的の株主も多いと思います。その中で今期のみかもしれませんが、最低限の配当を維持するのは安心材料だと思いました。

株価

前期、今期の決算結果に比べそれほど株価の落ち込みはないと言えるんじゃないでしょうか。上がったり下がったりの株価ですが、長期でみるとやや上昇トレンドですし、今後の回復を見越せば悪くないのではと考えます。

最後に

私は丹青社の株2015年頃購入しずっと保持し続けています。当時の株価で548円で購入しており、大きな含み益となっています。現在は業績がよくありませんが、今後の回復期待や堅調な配当金実績がありますので、今後も保持予定です。

それでは、また。

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