丹青社(9743)2Q決算発表

銘柄研究

こんばんは。ハルです。

私の保有している銘柄のひとつ、丹青社が2Q決算を発表しましたので、内容について私の思うことを記事にしたいと思います。

丹青社とはどんな会社か?

大手ディスプレイデザイン会社。「空間づくりのプロフェッショナル」として各種施設の企画、設計、デザイン、制作、運営等の総合ディスプレイ業を行う会社です。事業としては、百貨店やオフィス、ホテル等を手掛ける「商業その他施設事業」、飲食店やコンビニ等を手掛ける「チェーンストア事業」、博物館や、美術館等を手掛ける「文化施設事業」に分かれています。

売上構成的には「商業その他施設事業」が約60%、「チェーンストア事業」が約25%、「文化施設事業」が約15%となっています。過去の売上実績をみても、「商業その他施設事業」が伸びており、その他は横ばいか、やや下火とういう感じです。

2Q決算の結果は?

2Q決算は9/11に発表されましたが、その直前の8/28に業績予想の修正を発表しました。売上こそ予想を若干下回るものの、営利は+36%、純利+43%という大きく情報修正したため、株価も前日の666円から713円に大きく上昇しました。

2Q決算の結果は上記のように、売上、営利、純利ともに前期比を上回る結果となりました。売上原価や、販管費が下がっていることから、営業努力、企業努力が実をむすんだ結果といえるかもしれません。株主にとってはよい決算結果だと言えるのではないでしょうか。

未定だった通期業績予想は?

2Q決算としては問題ない発表だったのですが、気になるのが、1Q決算時には未定としていた通期の業績予想です。

この結果を見たとき私は、間違ってる?と思いました。なぜなら、営利、純利が2Qからほぼ変わっていないからです。決算説明資料にもありましたが、業態的に四半期ごとに利益がつみあがっていく構造ではないとのことですが、こんなに増えないのか・・・という感じです。

決算説明資料を読み解いていくと、コロナの影響が大きく受注活動の停滞があるそうで、受注残高が前年より下がっているということみたいです。受注が少なければ、その分利益はつみあがらないということになるみたいです。

また、期末時の配当は未定のままです。丹青社では配当性向を50%を目指すとしており、前期で1株22円の配当としているため、現在の会社予想のEPSは50.38円ということは、期末の配当は0に近い数値になるかもしれません。前年は1株42円だっただけに、減配ということになれば株価下落要因となるのは間違いなさそうです。

今後について

今回の決算発表では、2Q決算はまずまずの結果でしたがコロナの影響はやはり大きく、通期業績はよろしくない予想でした。というわけで、週明けの株価はいったん下げから始まりそうな予感です。

ただ、2Qの決算発表直前に業績の上方修正があったように、丹青社はやや弱気に会社予想をだしているようにも感じられます。実際、過去を調べてみても会社予想より実績はよかったということが多いため、それほど心配しなくてもいいのかなと思います。

さらに、この会社の財務状況をみても自己資本比率は60%以上、有利子負債は0と超安定しているところも、この銘柄を安心して保持していける材料となります。

コロナ前は1300円ほどだった株価が現在は747円。私は2015年の1:1.5の株式分割前から保持しており、現在の株価でも+35%以上の含み益です。よい買い物だったと思っていますので、これからの成長も期待しています。次の3Q決算も要チェックとなりそうです。

おまけ

ユリウス・カエサルという古代ローマの英雄は次のような言葉を残しています。

人は自分の見たいものしか見ない

今回の丹青社の決算発表を見た私の目線はまさにこれかもしれません。どうしてもマイナスには考えたくなく、良い方向へ考えてしまっているかもしれません。ポジティブに考えることはいいとは思いますが、株式運用では冷静かつ客観的な視点を持つことが大事だなと改めて思いました。

それでは、また。

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