こんばんは。ハルです。
決算シーズンのピークも終わり、個別銘柄の決算調査はひとまず落ち着いたかと思います。12月はどんな調査をしていこうかなと考えたときに、たまには株主優待でもと思い12月が権利日となる株主優待のうち、私がオススメできる株主優待銘柄を記事にしたいと思います。

株主優待といえば、その会社のオリジナル製品や、カタログギフト、QUOカードなどなど配当金意外になにか物をもらえます。日本では当たり前のようにありますが、海外で株主優待を導入している企業は少ないみたいです。
また、株主優待には配当金と違い税金がかからないのがうれしいです。株主優待好きな方でQUOカードを束にして持っているのを見たことがありますが、それだけで生活できそうだなと思ってしまいました。
今回は投資金額が10万円前後から2銘柄、20万円前後から2銘柄紹介します。
目次
オススメ株主優待銘柄 10万円前後
東京都競馬(9672)
1つめは東京都競馬場です。名前の通り、東京都の競馬場運営も行っていますが、倉庫賃貸業や東京サマーランドの運営も行っています。通期業績では2012年から毎年、売上、純利益ともに過去最高を更新し続けており業績はピカイチです。
株主優待は保持する株数によって下記のように変わります。2020年11月27日時点の株価は5280円。10株なら5万円前後です。10株でもらえる大井競馬場の入場券は元々100円のため、あまりうれしい優待ではないかもしれませんが、競馬好きで株主優待をもらいつつ株価上昇も期待できる銘柄として選びました。
株数/優待 | 大井競馬場 株主優待証 | 大井競馬場 株主優待席証 | 東京サマーランド 株主招待券 | 東京サマーランド ファミリー招待券 |
10以上 | 1枚 | – | – | – |
100以上 | 1枚 | – | 2枚 | 8枚 |
500以上 | 2枚 | – | 4枚 | 16枚 |
1,000以上 | 3枚 | – | 6枚 | 24枚 |
5,000以上 | 5枚 | 1枚 | 10枚 | 40枚 |
10,000以上 | 7枚 | 2枚 | 12枚 | 48枚 |
ビーロット(3452)

2つ目はビーロットです。業種は不動産投資&コンサルティング会社です。業績は上記グラフの通り過去最高をずっと更新しています。今年は通期予想を下回っていますが、3Q決算でも予想はそのままとしており意外と期待してもいいのかな?という感じです。
株主優待は100株購入でQUOカード1000円分になります。またこの銘柄は配当も1株30円としており、株主優待と合わせて4000円分となります。株価は2020年11月27日時点で824円。気軽に購入でき、高配当&過去業績は好調ということで選びました。

オススメ株主優待銘柄 20万円前後
すかいらーくホールディングス(3197)
20万円前後で購入できるオススメ株主優待銘柄1つめは、すかいらーくホールディングスになります。
飲食業界はコロナの影響をモロに受け、すかいらーくHDも例外ではありません。株主優待は下降修正されましたし、配当金もなくなりました。もちろん今期の業績は悪く赤字予想となっています。
それでもなお、すかいらーくの株主優待は優秀なため、おすすめ銘柄として紹介できると思います。以前の株主優待がいかに破格だったのかがわかります。株主優待と言えばすかいらーくといわれるのも頷けます。
2020年11月27日時点の株価は1621円。16万円ほどで年間4000円の食事券がもらえます。

アークランドサービスホールディングス(3085)
20万円前後で購入できるオススメ株主優待銘柄2つめは、アークランドサービスHDになります。
低価格とんかつ専門店「かつや」を展開。国道などの大きめの道路沿いにちょくちょくみかけます。私も何度か行ったことがありますが、トンカツ屋としてはかなり安く食べることができますし、さっと食べることもできるため、オフィス街でも人気なお店となっています。

かつやも他の飲食店と同じくコロナの影響を受け、前期比ではマイナスとなっていますが、黒字決算となり業績の力強さが感じられます。過去業績を見てもずっと伸びておりコロナが収まればさらなる株価の上昇も期待できます。
株主優待では100株で550円の食事券2枚とお得感は少ないかもしれませんが、株主優待+株価上昇の期待ができる銘柄として選びました。かつやのメニューを見るとトンカツが食べたくなりました。明日のお昼はトンカツ行こうかな笑
まとめ
10万円前後でも株主優待をもらえる銘柄はけっこうありましたが、業績をみるとどれもいまいちな銘柄が多かったです。また、優待内容もQUOカードや自社サービスの優待などあまり面白くないものが多い印象です。
そのため、うれしいと感じる株主優待をもらうには20万円前後必要なのかな。と感じました。まぁ今回の調査では12月に的をしぼっているため他の月ではまた違うかもしれませんが。
私個人としては株主優待はあまり重視していませんが、カタログギフトで品物を選ぶのはワクワクしてしまいますし、株主優待券を実際に店舗で使うのは少し恥ずかしい反面、優越感を感じられます。株主優待でなにかをもらえるのは金額の多寡にかかわらずうれしいものです。今回調査を行ってポートフォリオの中に株主優待枠を作ってもいいのかな。と思いました。株主優待狙いなら株価もそれほど気にする必要もありませんしね。
また、機会があれば調査してみたいと思います。
それでは、また。
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