双日(2768)企業紹介

注目決算

こんばんは。ハルです。

双日(2768)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、双日についての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

企業紹介

総合商社。5大商社と言われる「三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅」と比較すると規模は小さくなりますが、上記5社+双日、豊田通商で7大商社と呼ばれその一角になります。

セグメント構成

総合商社はどこも似たような事業セグメントで比較し辛いですが、双日は資源事業に強みをもっており金属・資源、化学の構成比が高くなっています。そのため、資源価格に業績が左右されてしまう側面があります。

双日の特徴としては、航空産業が事業セグメントに含まれていることです。売上規模は大きくないですが、他の総合商社にはない強みとして覚えておいてもよさそうです。

指標

総合商社の一角と言われるほどの大企業ですし、単純な指標で判断できるほどの特徴はありません。収益力を表すROE、ROA値が低いですが、商社は世界情勢(資源価格)等で大きく売上、利益が変わるため、単年の数値のみで良し悪しの判断はしにくいかと思います。

収益力
  • ROE:4.51
  • ROA:1.19

※コメント 他の総合商社に比べ低い水準

財務状況
  • 自己資本比率:26.8%
  • 有利子負債倍率:1.55倍

※コメント 他の総合商社と同様

決算結果

決算概要

11月2日に2Q決算を発表しました。

数字を見ると大きく上昇したように見えますが、コロナ禍の影響を大きく受けた去年と比較されていることが理由です。また、今期は石炭価格の上昇により金属・資源・リサイクル事業が大きく上昇したことが寄与しています。

注目点

注目点1 セグメント別利益

金属・資源・リサイクル事業が突出して大きな利益を上げていることから、今期の利益が資源価格の高騰に依存していることがわかります。また、決算発表と同時に業績予想の情報修正を行っていますが、その理由も「石炭などの資源価格が期初の想定を上回って推移」となっています。

他に注目するセグメントとしては自動車でしょうか。トヨタ自動車が過去最高の売上、利益となるなど自動車業界の活況が双日にも良い影響を与えているようです。

注目点2 増配

2Q決算の発表と同時に増配を発表しています。1株70円⇒90円へ20円の増配となりました。双日は配当性向を30%としていますので、注目点1で記載したように利益の情報修正に伴う増配です。

増配により配当利回りは5.2%を超えています。1,713円(2021/11/5終値)。増配は良いニュースですが、資源頼みの利益による配当はいつ悪くなるかわからないため、この点は注意しておきたいです。

株主還元
  • 配当金:90円 前期は50円、2期前は85円(過去最高の配当額)
  • 配当利回り:5.25%
  • 配当性向:30%
  • 株主優待:なし

※コメント 間違いなく高配当銘柄

株価

決算前は株価が大きく上昇しましたが、11/2お昼に決算発表し、午後に大きく株価は下落し、翌日も下落は続きました。決算内容はよいものの、資源価格高騰を背景にした決算数字では株価へのプラス材料にはならないようです。

株価水準
  • 株価:1,712円(11月5日 終値)
  • PER:5.8倍
  • PBR:0.60倍

※コメント 一般的には安いといわれる水準。ただし、商社株は総じてこの程度。

商社株は総じて株価は安い傾向にあり、これくらいの水準が適正といえるかもしれません。双日の指標のみみて安いと判断するのではなく、他の総合商社の指標も確認して株価の高低を判断したほうがよいと思います。

最後に(私の考えや持ち株について)

私は双日が株式併合する前からちょこちょこ購入し、現在は1株1636円で100株保有しています。購入当初は400円前後で高配当ということで、手軽に高配当株が購入できるという理由でしたが、株式併合によりその手軽さはなくなりました。

現状はやや含み益ですし、高配当ということで保持予定ですが、やはり資源価格に左右されてしまうことは双日の弱点であると思いますので、今後の追加購入予定はありません。

また、今回の決算発表と同時に「第三者割当による自己株式処分」を行っています。以前記載した双日の記事に「自社株買い」のことについて記載しましたが、今回発表した自己株式処分により自社株買いした大部分は再度市場に放出されることになります。

よくあることかもしれませんが、タイミング的にズルいなと感じてしまい、双日に対するイメージが下がりました。

それでは、また。

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