双日(2768)企業紹介

注目決算

こんばんは。ハルです。

双日(2768)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、双日についての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

更新履歴

2021/11/08 初版記載
2022/02/05 3Q決算結果追記

企業紹介

総合商社。5大商社と言われる「三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、住友商事、丸紅」と比較すると規模は小さくなりますが、上記5社+双日、豊田通商で7大商社と呼ばれその一角になります。

セグメント構成

総合商社はどこも似たような事業セグメントで比較し辛いですが、双日は資源事業に強みをもっており金属・資源、化学の構成比が高くなっています。そのため、資源価格に業績が左右されてしまう側面があります。

下記に詳しく記載しますが、今回3Qの決算の上方修正や増配についてもこの資源価格の上昇が大きく影響しています。

また、双日の特徴としては、航空産業が事業セグメントに含まれていることです。売上規模は大きくないですが、他の総合商社にはない強みとして覚えておいてもよさそうです。

指標

総合商社の一角と言われるほどの大企業ですし、単純な指標で判断できるほどの特徴はありません。収益力を表すROE、ROA値が低いですが、商社は世界情勢(資源価格)等で大きく売上、利益が変わるため、単年の数値のみで良し悪しの判断はしにくいかと思います。

収益力
  • ROE:4.51
  • ROA:1.19

※コメント 他の総合商社に比べ低い水準

財務状況
  • 自己資本比率:26.9%
  • 有利子負債倍率:1.55倍

※コメント 他の総合商社と同様

決算結果

直近決算

2月2日に3Q決算を発表しました。

数字を見ると大きく上昇したように見えますが、コロナ禍の影響を大きく受けた去年と比較されていることが理由です。また、今期は石炭価格の上昇により金属・資源・リサイクル事業が大きく上昇したことが寄与しています。

前回決算(参考)

2Q決算(11月2日発表)

注目点

注目点1 セグメント別利益

金属・資源・リサイクル事業が突出して大きな利益を上げていることから、今期の利益が資源価格の高騰に依存していることがわかります。また、決算発表と同時に業績予想の情報修正を行っていますが、その理由も「石炭などの資源価格が期初の想定を上回って推移」となっています。

セグメント単位でも業績予想を発表していますが、「自動車」、「金属・資源・リサイクル」、「化学」、「生活産業・アグリビジネス」で上方修正を行っています。

注目点2 増配

2Q時点でも70円から90円の増配修正を行っていますが、3Qではさらに90円から103円に増配されることとなりました。当初予定からは33円の増配となります。現状の株価1,900円で5.42%の配当利回りとなりました。

ただ、今期の増配は資源価格の高騰による配当のため、来期以降も同様の配当利回りになるかは疑問です。

株主還元
  • 配当金:103円 前期は50円、2期前は85円(今期は過去最高の配当額)
  • 配当利回り:5.42%
  • 配当性向:30%
  • 株主優待:なし

株価

双日は場中(12:30)に決算を発表しますが、業績の上方修正、増配発表の決算が発表されたことにより、午後から株価は上昇しました。またその翌日は日本市場全体の勢いもあり+4.93%上昇しました。

現在、日本市場全体でバリュー株有利の状況と言われていますが、双日もその一つとして徐々に株価は上昇していくのかなと感じます。

株価水準
  • 株価:1,900円(2月4日 終値)
  • PER:5.6倍
  • PBR:0.65倍

商社株は総じて株価は安い傾向にあり、これくらいの水準が適正といえるかもしれません。双日の指標のみみて安いと判断するのではなく、他の総合商社の指標も確認して株価の高低を判断したほうがよいと思います。

最後に(私の考えや持ち株について)

私は双日が株式併合する前からちょこちょこ購入し、現在は1株1636円で100株保有しています。購入当初は400円前後で高配当ということで、手軽に高配当株が購入できるという理由でしたが、株式併合によりその手軽さはなくなりました。

現状は+15%以上の含み益がありますし、高配当ということで保持予定ですが、やはり資源価格に左右されてしまうことは双日の弱点であると思いますので、今後の追加購入予定はありませんし、売り時タイミングを慎重に見極めたいと思います。

それでは、また。

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