総医研HD(2385)企業紹介

注目決算

こんばんは。ハルです。

総医研HD(2385)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、総医研HDについての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

更新履歴

2021/11/13 初版記載
2021/11/17 中国企業の大株主となったニュースを追記
2022/02/11 2Q決算結果追記

企業紹介

大阪大学医学部発のバイオ企業グループで主な事業内容は下記5事業。

  • 化粧品事業
  • 健康補助食品事業
  • 機能性素材開発
  • 生体評価システム事業
  • ヘルスケアサポート事業
基本情報
  • 時価総額:87億円(2022/02/10時点)
  • 市場:マザーズ(グロース市場)

セグメント構成

メインとなる事業は化粧品事業健康補助食品事業です。売上の半分近くを占める化粧品事業では、日本より中国での売上が多く、広告等も中国メインです。そのため、日本での知名度はそこまで高くはなさそうです。

他の事業においては、素材の開発や臨床評価試験がメインの事業であり、大きく売上貢献する事業ではないと思われるため、化粧品事業と健康補助食品事業の状況をチェックするのが大事です。

業績

業績は右肩上がりを続けていましたが、ここ数年は頭打ち、やや右肩下がりです。事業セグメントは多いですが、なかなか収益に結びついていない状況が続いています。

財務状況・収益力

収益力
  • ROE:9.65
  • ROA:7.72
財務状況
  • 自己資本比率:77.4%
  • 有利子負債倍率:0倍

財務状況、収益力は上記の通りで、どちらも優秀な数字です。ここ数年業績は下降気味ですが、収益力や財務状況は問題ない数値ですので、倒産等の心配は当分なさそうです。逆に財務状況はもう少し悪化してもよいので、業績向上のための投資を行ってほしいと個人的には思います。

決算結果

決算概要

2月10に2Q決算を発表しました。

上記の通り、通期業績予想では前期比で減益予想となっていますが、天猫ダブルイレブン(アリババグループが主催する年間最大の買い物祭り)で想定以上の売上が達成できたため、業績の進捗は売上で60.6%、営業利益で83.4%です。

通常2Qでは進捗50%が目標ですが大きくそれを超えているため、業績の上方修正を行ってもよいところですが、現状は据え置いています。理由としては他の事業が減少傾向であることや、天猫ダブルイレブンというイベントでの売上によること等により弱気な判断です。

過去決算(参考)

11月11日 1Q決算発表

決算の注目点

注目点1 セグメント別売上、利益

上記は事業セグメントごとの売上、営業利益とその前期比です。大きな売上、利益を占める化粧品、健康補助食品事業でマイナスになっているのが、厳しい状況を物語っています。唯一プラスのヘルスケアサポートですが、規模が小さく寄与度は低いです。

株価

前回1Q決算時には下落トレンドから抜け出せない状況でしたが、天猫ダブルイレブンでの好調とのニュースや中国企業との大株主になったこと等のニュースに反応し株価が上昇することもあり少しずつトレンド転換してきたような気もします。

ただ、実際の業績は好調と言い切れる状況ではなく、株価が上昇していくほどの判断材料は見当たらない状況です。

株価水準
  • 株価:332円(2月10日 終値)
  • PER:20.2倍
  • PBR:1.39倍

2021年11月17日 追記

11月17日にIRニュースが発表されました。表題は「資本業務提携先による当社株式の取得、株式の売出し、及び主要株主の異動に関するお知らせ

内容は、資本業務提携先である中国企業「杭州高浪控股股份有限公司」の子会社「GOLONG社」が総医研HDの株を取得し、第二位(15.92%保持)の大株主になったというニュースです。

中国での売上が大きい総医研HDにとっては、中国企業との結びつきがより強くなることで販売拡大など、より中国市場での売上上昇が期待できます。

その結果、株価も前日比+77円(+25.8%)に大きく上昇しました。

株主還元

株主還元
  • 配当金:5円 前期は5円、2期前は5円
  • 配当利回り:1.51%
  • 配当性向:30.4%(今期EPS 16.4円で計算)
  • 株主優待:下記の通り

私の考えや持ち株について

私は同社の株を200株(1株659円)保持しており、6万円以上の含み損です。株価が安くなってきたタイミングで100株追加しましたが、裏目にでてしまいました。

本来なら損切りすべきだと思いますが、塩漬け銘柄となっています。せめてもの救いなのが、事業セグメントによって好調なセグメントがあることと、自己資本比率の高さや有利子負債の少なさから倒産の可能性は低いであろうことです。

保持株数が少ないためポートフォリオ的な影響は少ないため、そのうち上がってくるといいな。という楽観目線で今後も決算結果等を見ていきたいと思います。

それでは、また。

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