総医研HD(2385)企業紹介

注目決算

こんばんは。ハルです。

総医研HD(2385)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、総医研HDについての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

企業紹介

大阪大学医学部発のバイオ企業グループで主な事業内容は下記5事業。

  • 化粧品事業
  • 健康補助食品事業
  • 機能性素材開発
  • 生体評価システム事業
  • ヘルスケアサポート事業

セグメント構成

メインとなる事業は化粧品事業健康補助食品事業です。売上の半分近くを占める化粧品事業では、日本より中国での売上が多く、広告等も中国メインです。そのため、日本での知名度はそこまで高くはなさそうです。

他の事業においては、素材の開発や臨床評価試験がメインの事業であり、大きく売上貢献する事業ではないと思われるため、化粧品事業と健康補助食品事業の状況をチェックするのが大事です。

財務状況・収益力

財務状況、収益力は下記の通りで、どちらも優秀な数字です。ここ数年業績は下降気味ですが、収益力や財務状況は問題ない数値ですので、倒産等の心配は当分なさそうです。

逆に財務状況はもう少し悪化してもよいので、業績向上のための投資を行ってほしいと個人的には思います。

収益力
  • ROE:9.65
  • ROA:7.72

※コメント 優秀な水準

財務状況
  • 自己資本比率:81.3%
  • 有利子負債倍率:0倍

※コメント 超優秀

決算結果

決算概要

11月11日に1Q決算を発表しました。

大きな売上を占める化粧品事業では売上、利益ともにややマイナス健康補助食品事業では、売上、利益ともにややプラス。全体としては前期とあまり変わらない結果となりました。

以前は順調な成長を続けていた化粧品事業に、最近は陰りが見えています。主力商品のリブランディングや広告戦略を行っているようですが、ライバル製品の台頭等、いまひとつ売上が伸びておらず業績好調とはいえない状況です。

注目点

注目点1 セグメント別売上、利益

セグメント別の売上と利益は上記表の通りですが、気になる点を記載します。

①ヘルスケアサポート・・・売上、利益ともに大きく上昇しています。過去の実績を見ても年々業績をあげてきているセグメントであり、今後に期待の事業です。

②化粧品・・・稼ぎ頭の事業ですが最近は業績の伸びがよくありません。全体に占める割合が大きいため、化粧品事業の良し悪しが全体業績へ直結してしまうため、業績悪化の象徴となっています。

③健康補助食品・・・化粧品事業に次ぐ売上、利益のセグメントですが、健康補助食品事業は前期に広告費をかけ、下期に利益化するセグメントのため、1Q時点は毎期営業損失のため、それほど気にする必要はありません。

株価

株価はずっと下落トレンドから抜け出せずにいます。今回の1Q決算結果では上昇に転じる契機になるとは考えにくいため、今後も株価は軟調な状態が続きそうです。コロナ禍で地合いが最悪なときの株価が312円だったためこれ以上の下落はないかなと考えたくなりますが、安易な考えは危険です。

株価水準
  • 株価:326円(11月12日 終値)
  • PER:19.8倍
  • PBR:1.44倍

※コメント 株価は下落しているが、業績悪化のためEPSも下がり安値水準とはいえない。

2021年11月17日 追記

11月17日にIRニュースが発表されました。表題は「資本業務提携先による当社株式の取得、株式の売出し、及び主要株主の異動に関するお知らせ

内容は、資本業務提携先である中国企業「杭州高浪控股股份有限公司」の子会社「GOLONG社」が総医研HDの株を取得し、第二位(15.92%保持)の大株主になったというニュースです。

中国での売上が大きい総医研HDにとっては、中国企業との結びつきがより強くなることで販売拡大など、より中国市場での売上上昇が期待できます。

その結果、株価も前日比+77円(+25.8%)に大きく上昇しました。

最後に(私の考えや持ち株について)

私は同社の株を200株(1株659円)保持しており、6万円以上の含み損です。株価が安くなってきたタイミングで100株追加しましたが、裏目にでてしまいました。

本来なら損切りすべきだと思いますが、塩漬け銘柄となっています。せめてもの救いなのが、事業セグメントによって好調なセグメントがあることと、自己資本比率の高さや有利子負債の少なさから倒産の可能性は低いであろうことです。

保持株数が少ないためポートフォリオ的な影響は少ないため、そのうち上がってくるといいな。という楽観目線で今後も決算結果等を見ていきたいと思います。

それでは、また。

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