西松屋チェーン(7545) 3Q決算結果

注目決算

こんばんは。ハルです。

12月21日に発表された西松屋チェーンの3Q決算、びっくりする数字がとびだしましたので内容を深堀してみました。

西松屋チェーンのマスコットキャラクターのうさぎの名前は「ミミ」というらしいです。

決算結果

売上高 :123,140百万(108,679百万 , +13.3%)  
営業利益:10,904百万(2,909百万 , +274.8%)   
経常利益:11,079百万(3,206百万 , +245.5%)  
純利益 :7,513百万(1,807百万 , +315.6%)  
※()内は前年同期値 , 前年同期比

決算結果で注目なのは営業利益、経常利益、純利益の増加率です。

売上高が大きく増加したことで、純利益等が上昇するのは普通ですが、売上高の伸びに比べ、営業利益の伸びが桁違いになっています。この理由はなんなのか?紐解いてみたいと思います。

理由①

決算短信に理由の一つが記載されていました。

値下げロス率の減少

インターネット販売に係る送料や水道光熱費などの経費が減少

決算短信の数字から計算してみると、売上高は+13.31%、売上原価は+10.68%。販管費は-2.77%となっていました。売上高が大きく上昇しなくても原価や販管費比率が下がれば、その分利益は上昇することになります。売上を伸ばしつつ、販管費がマイナスになっているのは大きく営業利益等の上昇に貢献していることになります。

効率的な在庫管理や、不採算店舗の閉店等、ムダを省いた経営努力が実を結んだことになります。収益力を表す各種指標の数字も、売上営業利益率:1.33%→6.73%、ROE:1.77→10.93、ROA:1.04→6.09に跳ね上がっています。

理由②

過去の実績と比較することで、営業利益~純利益の大幅な上昇理由がわかります。

マネックス証券より引用(この表では四半期ごとの比較、決算短信の数字は累計のため数字に違いがあります。)

上記表のとおり2019年も2020年も売上高に大きな変動はありませんが、2019年の営業利益以降の数字は、2Qでマイナス、3Qで小幅なプラスとなっている反面、2020年はそのような変動がありません。その結果、2020年の営業利益~純利益が大きく上昇したように見えることになります。

決算短信の数字通り、好調な決算結果と考えてよいのか?

決算短信の数字だけみると、営業利益が+274%、純利益+315%という結果のため、すばらしい成長だ!と判断してしまいがちですが、上記で記載した理由②のように過去実績がどうだったか?を加味して考えると、単純に数字ほどの成長があったとは言えないと思います。

ただ、ムダを省く経営努力が実を結んだ結果の数字。ととらえることはでき、決算結果は好調か?との問いには「Yes!」と答えることができると思います。

また、通期業績で売上高をみると2008年から毎年(数%ほどの増加ですが)過去最高を更新しています。さらに、2020年度の業績予想では11.2%の増加で過去最大の伸び幅になりそうです。

希望的予測ですが、現状の進捗状況であれば本決算前に業績の上方修正を発表し、株価が上昇することも考えられます。PER は12.9倍、株価は1506円でお手頃価格ですし、株主優待でお買物券ももらえます。私は西松屋で買い物することはないため、株主優待に魅力はあまり感じませんが、小さなお子さんをもつお母さん投資家にはオススメできる銘柄じゃないかなと思いました。

それでは、また。

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