日本毛織(3201)企業紹介・決算まとめ

注目決算

こんばんは。ハルです。

日本毛織(3201)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、日本毛織についての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

企業紹介

国内トップクラスの毛織物メーカー、通称ニッケ。

1896年に羊毛産業を祖業としていますが、現在では商業施設、介護、保育、スポーツスクール、産業機材、生活流通等、幅広い分野で事業を展開し、ニッケと50社余のグループ企業となっています。

会社HPのトップメッセージに「人の一生に関わる多様な事業 」とあるように、私達の生活の身近なところでニッケ関連の商品や施設がありそうです。私はニッケのゴルフ練習場やテニスコートを何度か利用させてもらっていて、今回この企業を知って、「あ、この会社なんだ。」と親近感がわきました。

基本情報
  • 時価総額:796億円(2021/11/22時点)
  • 市場:東証1部

セグメント構成

人とみらい開発事業:「街づくり」を主眼とした地域共生型のサービス提供および不動産開発。スポーツ施設やショッピングセンター、介護、保育、ソーラー売電等を行う事業を展開。

衣料繊維事業:衣料用途を中心として高機能素材・製品の開発・製造・販売。学校、企業、官公庁の制服の販売やアパレルブランド向けに生地や糸の販売を行う事業を展開。

産業機材事業:ウールから化合繊、糸から紐、フェルト、不織布の開発・製造・卸売/産業用機器の設計・製造・販売を行う事業。自動車向けの不織布や縫製糸、スポーツラケット、フィッシング、楽器用等に使用される。

生活流通事業:商社機能を活かした、グループ内外に対する販売・物流サービスの提供を行う事業。EC販売や、100円ショップ向け雑貨の販売等。

収益力・財務状況

収益力
  • ROE:7.66
  • ROA:4.81

※コメント 日本企業の平均的な数値

財務状況
  • 自己資本比率:63.8%
  • 有利子負債倍率:0.24倍

※コメント 優秀な数字。全く問題なし

特筆すべき点は特にありませんが、この企業の魅力は割安で、高配当、優待であることから、収益力、財務状況に問題がないことは株購入の安心材料になります。

決算結果

決算概要

10月8日に3Q決算を発表しました。

コロナの影響はあるものの、ほぼ例年通りの売上、利益となっています。

決算の注目点

注目点1 各セグメントの売上、利益

主力の下記2事業について記載します。

人とみらい開発事業」では、コロナの影響を受け飲食の一部店舗で時間短縮の影響や、建設関連分野において前年の大型案件受注による反動で低調な一方、保育、スポーツ関連は好調だったようですが、若干の減収、減益です。

衣料繊維事業」では、コロナの影響を受け全体的に低調、不調だったようです。コロナで自粛となるとアパレル事業への影響は大きいニュースはよく聞いてますが、その原料を製造、販売する同社にも影響がでるのは納得かと思います。

注目点2 11月19日 IRニュース

11月19日に「特別利益及び特別損失の計上並びに通期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」を発表しました。

1.特別利益及び特別損失の計上について
 株式会社フジコーの子会社化により特別利益72億円、特別損失24億円を計上。

2.業績予想の修正

1番のインパクトは当期純利益予想の倍化です。1.の子会社化による特別利益が理由になりますが、これにより過去最高の純利益となります。

3.配当予想の修正
 期末配当1株15円⇒16円へ1円の増配を発表しました。理由としては2.の業績予想の上方修正に伴う株主還元の一環です。

株価

10月8日の3Q決算発表では株価への影響はなく下落トレンドが続いていましたが、11月19日のIRニュースにより株価は大きく上昇しました。

株価水準
  • 株価:920円(11月22日 終値)
  • PER:8.2倍
  • PBR:0.69倍

※コメント 過去一年の平均PERは16.5倍。

チャート的にはコロナショック後の最安値よりやや上という安い株価で、PER8.2倍でかなり安い株価となっています。ですが、現状の指標は11月19日の特別利益によるため、もし当初の業績であれば、PERは15.8倍となりそれほどの安値ではないとも言えます。

今期の特別利益の影響は大きいですが、来期以降も例年並みの売上、利益は達成できると考えれば、今の株価での購入はよさそうです。

株主還元

株主還元
  • 配当金:28円 前期は27円、2期前は26円(2期連続の増配。40年以上減配なし。)
  • 配当利回り:3.04%
  • 配当性向:25%
  • 株主優待:下記の通り

※コメント そこそこの配当。減配しない方針としているため安心感あり

そこそこの配当、無理のない配当性向、減配しない方針、増配の継続等、長期保有で考えれば安心材料ばかりでてきます。短期での株価の上下はわかりませんが、長期保有を前提にした場合、これほど安心して保有できる銘柄もめずらしいのではないでしょうか。

私の考えや持ち株について

この銘柄については、あるユーチューバーの方が紹介しているのを見て知りました。現在、私の方針としてはグロース系の銘柄ではなく、割安で高配当、安定の企業を購入することを方針としています。

その方針でこの銘柄を調査したところ、そこそこの配当で無理のない配当性向、財務問題なしで、なかなかいいんじゃないかと思っていました。その後、11/19のIRニュースによりストップ高で株価が付かない状態を見て、安いしこれだけ買われるなら買ってみるかと思い100株購入してみました。ちょうどNISA枠も余っていたのも、追い風になりました。

購入したばかりで今後どうなるかわかりませんが、安値水準だとは思うので大きくは下がらない想定です。多少の含み損がでても株主優待が長期保有を前提にしていることから100株は長期で継続保有をしていきたいと思っています。

それでは、また。

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