日本特殊陶業(5334)企業紹介

注目決算

こんばんは。ハルです。

日本特殊陶業(5334)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、 日本特殊陶業 についての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

企業紹介

自動車関連がメイン事業。エンジンの始動に使われるスパークプラグやセンサーが主力製品になります。特にスパークプラグは日本特殊陶業といえばというほど有名です。ただ、今後成長が期待される電気自動車にはスパークプラグは使われないようで、先細りの製品といえるかもしれません。

自動車関連事業以外では、半導体製造装置部品、医療用製品、産業用製品等に使われるセラミック製品の製造販売や、全個体電池の開発等を行っています。

セグメント構成

売上の8割近くを自動車関連事業で稼いでいます。ただ、セラミック関連や新規関連事業の割合は年々高くなっており、自動車関連事業の一本足ではなく他事業も伸ばしていこうという会社の思惑がよくわかります。

指標

収益力と財務状況は下記の通りです。特に問題ない値です。私は性格上、財務状況がよく気になりますが、これくらい安定的な企業のほうが安心感があります。

収益力
  • ROE:9.08
  • ROA:5.35
  • 売上営業利益率:11.08

※コメント 他の自動車部品メーカーに比べやや高い水準

財務状況
  • 自己資本比率:62.2%
  • 有利子負債倍率:0.33倍

※コメント 優秀

決算結果

決算概要

10月27日に2Q決算が発表されました。

数字だけみると大きく前期から上昇しているように見えますが、前期はコロナ禍の影響を大きく受けており、例年と比較すると同じかやや上振れているという状況です。

また、決算発表と同時に業績の修正を行っています。売上収益の減額は半導体不足による自動車の減産が理由で、利益面の増額は円安の影響や費用の抑制が理由とのことです。

自動車業界や為替の影響を受けやすい業種ということを覚えておいたほうがよさそうです。

注目点

注目点1 増配発表

決算と同時に増配発表を行っています。当初予定では1株74円でしたが、大きく増配し1株96円と22円の増配となりました。これにより10月29日終値1,812円で計算すると配当利回りは5.3%となります。

今期より配当性向を30%から40%に引き上げるという発表もあったため、業績によっては増配もあるかなと感じていましたが、ここまで大きな増配があるのは予想外です。

株主還元
  • 配当金:96円 1期前は60円、2期前は70円(過去最高の配当額)
  • 配当利回り:5.3%
  • 配当性向:40%
  • 株主優待:なし

※コメント 間違いなく高配当銘柄

株価

決算発表により株価が大きく上昇しています。株価指標的にまだまだ低い基準ですし、レーティング情報でも2,000円を超えているため、それくらいの株価まで上昇する余地は十分ありそうです。

過去3年の平均PERは10倍ほどのため、株価水準的にもまだまだ安い株価といえます。

株価水準
  • 株価:1,812円(10月29日 終値)
  • PER:7.6倍
  • PBR:0.79倍

※コメント まだまだ安い水準。

最後に(私の考えや持ち株について)

2021年5月に緊急事態宣言が再発出され日本株が全面安になり、日本特殊陶業も株価が10%ほど下落。そのタイミングで1,715円で100株購入しました。業績の安定さと高配当なのに割安という理由で購入しましたが、その後、株価はなかなか上昇せず含み損状態が続いていました。

ですが、9月頃から株価が上昇に転じ決算発表で大きく上昇しました。現状は含み益ですし、高配当でもありますのでこのまま継続保有の考えです。

今回の決算発表では、業績の修正や増配が発表され株価へのグッドニュースばかりに目が行きがちですが、その理由をよく見ると自動車業界の状況や為替の影響が大きく、会社自身が大きく成長したとは言いきれない部分があることが注意点です。

さらなる株価の上昇には自動車関連事業以外のセラミック製品、全個体電池等の新規事業伸び等、日本特殊陶業自身が企業としてどれだけ成長しているかが重要になると思います。今後の決算結果やIR情報等をチェックし注目していきたいです。

それでは、また。

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