日本特殊陶業(5334)企業紹介 【高配当・安定企業】

銘柄研究

こんばんは。ハルです。

2021年度上期の私の方針は安定企業でかつ、高配当または優良な株主優待のある企業に投資することです。そこで今回紹介するのは、安定企業でかつ高配当銘柄である日本特殊陶業の紹介です。

事業紹介

セグメントの8割近くを占める自動車関連事業。エンジンの始動に使われるスパークプラグやセンサーが主力製品になります。特にスパークプラグは日本特殊陶業といえばというほど有名です。ただ、今後成長が期待される電気自動車にはスパークプラグは使われないようで、先細りの製品といえるかもしれません。

現状では2割ほどの他事業では、半導体製造装置部品や、医療用製品、産業用製品等に使われるセラミック製品の製造販売や、新規事業として個体電池の開発等を行っています。日本特殊陶業では、セラミック関連事業や新規関連事業に投資を行っているようです。

業績

目を見張る成長とは言えませんが、売上ベースでは過去最高予定ですし、利益ベースでは多少波があるものの、そこそこの水準を維持しています。また、徐々に自動車業界は上向きつつありますし、現時点ではエンジン車、ハイブリット車がメインでもあるため、まだ数年は日本特殊陶業の業績に陰りは見えないと考えられます。

財務状況

収益性・財務状況は下記の通りで問題ない経営を行っています。

■収益性
 ROE:8.31
 ROA:4.84
 売上高営業利益率:10.16

■財務状況
 自己資本比率:58.2%
 有利子負債倍率:0.42

中期経営計画では営業利益率を20%以上、ROEを12%以上を目標としています。現状は投資に力を入れ成長事業や新規事業が育つことで事業ポートフォリオの転換目指しているようで、その結果として目標の数字になるようです。

配当

配当は2021年は当初50円の減配予想でしたが、業績好調を背景に配当を60円に増配しました。そして2022年は過去最大の配当金額となる74円予想になっています。以前は配当性向を30%を目安としていましたが、今期より配当性向を40%にすると発表しており、大きく配当金が増えた形になります。

配当利回り面では、7月2日の株価1657円時点で計算すると、今期の配当60円で3.6%、2022年の配当74円だと4.4%になります。安定企業でこれだけの高配当になるのはお得銘柄かなと感じています。

株価

コロナで大きく下がりその後復活し、また下がってきて現在横ばい傾向です。現状の株価水準は PER 9.0倍、PBR0.75倍で割安水準といえます。業績は上昇傾向ですし、財務も問題なし、高配当銘柄ということで今の株価は買いなのかなと考えています。

私は5月はじめ頃に一気に下がったタイミングで購入しました。購入時の価格が1715円のため、若干の含み損となっていますが、長期で保持し株価もあがってくるのを待つつもりです。

今後について

現状はスパークプラグなど既存事業がメインとなってキャッシュを稼いでいる状態です。ただ、今後のガソリン車の減少への危機感はあるようで、既存事業で稼いだお金で成長分野であるセラミック事業や新規事業への投資を加速させているようです。

今後、日本特殊陶業が大きく成長していくかどうかは、自動車業界の流れの変化に合わせ、事業ポートフォリオをうまく転換させられるかどうかにかかってきそうです。セラミック事業、新規事業の売上が伸びているか?この点を注視し今後もこの企業をチェックしていきたいです。

それでは、また。

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