マークラインズ(3901) 銘柄研究

銘柄研究

こんばんは。ハルです。

以前から気になっていたマークラインズ(3901)。成長性、ビジネスモデル等。よい銘柄だと思いますので企業調査した結果を記事にしました。

会社紹介

事業概要

メイン事業は自動車業界に特化したオンライン情報検索サイトの運営。この情報プラットフォームからの収益が売上ベースで7割以上、利益ベースで5割以上を占めます。下記のようなサイトで車好きなら一日中眺めていられそうです。

その他には下記のような事業を行っています。

 ・ベンチマーキング事業
 ・市場予測情報販売事業
 ・コンサルティング事業
 ・人材紹介事業
 ・プロモーション広告事業

上記事業の中で過去3年ほどの上昇率を見るとベンチマーキング事業が一番売上を伸ばしており、現状売上ベースで10%ほどを担っています。その他事業は数%の売上規模となっているため、この銘柄の成長性を見る場合、特に情報プラットフォーム事業ベンチマーキング事業のチェックが必要です。

会社概要

簡単に会社概要を記載しておきます。

設立年月:2001年1月
上場市場:2018年3月 東証2部上場 、2018年6月 東証1部銘柄に指定
時価総額:301億円(2021年3月2日時点)
決算月 :12月

業績

連結経営成績

マネックス証券より引用

連結業績では売上ベースで毎期二けた上昇、2020年はコロナの影響もあり利益ベースでは一桁のプラスとなっていますが、順調に成長しています。

情報プラットフォーム事業

情報プラットフォームサイトを利用したい企業は、年間契約料を支払って閲覧するという仕組みになっています。このように、コンテンツを提供しそのサービスを受ける利用者から利用料を受け取るモデルをストック型のビジネスモデルといいますが、このビジネスモデルで売上を上げているのがマークラインズの一番の強みになります。

契約企業数が順調に伸びているかが一番気になるところですが、マークラインズでは契約企業数を下記のように毎月IR情報として発表しています。2020年の推移は下記の通りですが、2020年8月はコロナの影響で純増数が少なかったものの、他の月では順調に契約数が伸びています。

財務状況・収益性

財務状況

自己資本比率:70%
有利子負債倍率:0

余裕の 自己資本比率 に無借金経営で、個人的にはとても好感のもてる数字になっています。

指標(2021年3月2日時点)

PER:41.2倍、PBR:10.3倍
ROE:25.0、ROA:18.14
売上営業利益率:35.48
配当利回り:0.92、配当性向:43.9%

PER等から株価的な割高感はありますが、ROE等の収益性はとても優秀な数字となっています。配当性向は若干高い気がします。決算説明資料にも配当に関して記述はないですし、マークラインズはグロース銘柄だと思いますので、配当はもっと減らしてもいいのではと思います。

マークラインズの強み

ストック型のビジネスモデル

事業内容でも紹介しましたが、自社が運営する情報サイトの契約者から契約料を収益源とするビジネスモデルがマークラインズの一番の強みになります。

競合他社

自動車産業に特化した情報サイトの運営というビジネスモデルを日本で採用しているのはマークラインズだけのようです。自動車に関するの高い技術力、知識、ノウハウを持つマークラインズだからこそのビジネスモデルであるため、参入障壁は高いと考えられます。

なお、マークラインズは海外にも顧客をもっていますが、米国のIHS Automotiveという会社が同業になるようです。そのため、米国でのシェア獲得がキーポイントになりそうです。

市場規模

自動車業界の市場規模自体は大きく変化することはないかもしれませんが、今後、自動車業界は大きく変化することが予想されます。ガソリン車からハイブリッド、電気自動車へと自動車業界に詳しくない人でも時代が変わっていることがわかります。

自動車の技術情報を提供するマークラインズにとっては、この新しい時代の自動車の情報をいかに迅速かつ正確に提供できるかが今後の成長のカギになりそうです。決算資料ではベンチマーキング事業への投資を行っているようですが、新技術を持つ自動車に対する性能評価も確実に必要となるため、これを意識しているのかもしれません。

まとめ

最後にマークラインズ(3901)についてのまとめと所感です。

◆マークラインズの強み
 ・メインの情報プラットフォーム事業におけるストック型のビジネスモデル
 ・高い技術力を背景にした独自サービスの提供が高い参入障壁となっている
 ・優秀な財務基盤と高い収益性
◆マークラインズのチェックポイント
 ・ストック型ビジネスを支える契約者数の伸びが今後も続くかの確認
 ・やや割高感のある株価。購入タイミングの見極めが大事
 ・現在のガソリン車、ハイブリット車から未来の自動車(電気自動車、燃料電池車)への転換において、いかに迅速かつ正確な技術情報を提供できるか。自社の存在感を強める投資を行っているかを確認

私としては昨年くらいの決算発表時にこの企業に目をつけていますが、やはり株価の割高感が気になります。最近のグロース銘柄の下落につられてマークラインズも下落傾向のため、もう少し下がったところで購入したいと考えています。

それでは、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました