カナミックネットワーク(3939)銘柄紹介

銘柄研究

こんばんは。ハルです。

医療、福祉をIT化するサービスを展開するカナミックネットワークという企業を見つけました。事業内容、業績ともに期待できる企業のため、購入検討しましたが、懸念事項もあり悩み中です。調査した結果を記事にまとめます。

事業内容

医療・介護分野に特化したクラウドサービス会社。下記サービスを展開。

カナミッククラウドサービス
多職種・他法人間で連携する情報共有サービス。地方自治体・医師会・介護等で情報を共有することで質の高いサービスを提供できるようになるストック型のビジネス。カナミックネットワークのメイン事業で9割以上がこのサービスによる売上。

プラットフォームサービス・その他サービス
介護事業者向けホームページの受託制作、運営、管理を行うサービスや、大口顧客向けのカスタマイズサービス。

業績

過去業績

業績は毎期過去最高を更新しており、成長性の高い銘柄だということがわかります。また、今期も過去最高を更新予定で、コロナ禍の影響もなく成長は続いています。

直近決算

8月5日に3Q決算が発表されました。今回の決算発表時ではありませんが、今期は業績の上方修正も行っており好業績は今年も変わっていません。

株価指標

成長企業にありがちですが株価は割高です。また、その他情報に詳細を記載しますが、転換社債の発行と新株予約権を実施予定のため、1株当たりの価値はさらに希薄化しPERもさらに上昇することから割高感は高まります。

ただ、成長企業でPER50倍程度はざらですし、今後の成長を考慮して購入を検討するのもありかもしれません。

株価水準 ⇒ 割高
・株価:616円(8月11日 終値)
・PER:53.9倍、PBR:13.14倍

収益力 ⇒ 高め
・ROE:27.81%、ROA:22.77%
・売上営業利益率:38.10%

財務状況 ⇒ 超優良
・自己資本比率:86.2%
・有利子負債倍率:0倍

株主還元 ⇒ 低い
・配当金:2.5円
・配当利回り:0.41%、配当性向:21%
・株主優待:抽選で10名に20万円相当のJCBギフトカード。一年以上継続保有の場合さらに3名追加。

株価

どのグロース企業も似たような状況ですが、カナミックネットワークも上昇が続いていた時期は5月頃に終わり、それ以降は下落トレンドが続いています。また、7月の転換社債と新株予約権の情報発表後からさらに株価は下がり基調です。

その他情報

業績好調なカナミックネットワークですが、M&Aを目的とした資金調達のため、「転換社債の発行」と「新株予約券」を実施しました。カナミックネットワークへの投資を考えるうえでこちらはチェックすべき情報だと思いますので、詳細を記載します。

会社説明資料にもその内容は記載がありますので、転載します。

転換社債

転換社債とは、発行時に決められた値段(転換価額といいます)で株式に転換することができる債券です。社債として返済期限を迎えれば返済する必要がありますし、株式に転換されれば発行株式数が増え、一株利益(EPS)が下落することになり、株価にとってはマイナス要因です。

新株予約券

新株予約券とは、文字通り新しい株式を発行することです。そのため転換社債の株式転換と同様に一株利益(EPS)が下落することになり、こちらも株価にとってはマイナス要因です。

自己株式買い

自己株式買いは上記二つとは逆に発行株式数を減らすことになり、一株利益(EPS)が上昇し株価にとってはプラス要因です。会社説明としては、転換社債と新株予約券の影響を減らすとありますが、金額の桁が違うため、軽減要因としては少ないと考えられます。

所感

業績は毎期二桁の増収、増益で好調な成長です。また、事業内容も今後さらに需要が高まるであろう介護、医療領域をIT化するという事業で、今後の時代のニーズと捉えており期待できるサービスを展開しています。

若干株価は高めながら高収益、良財務ということも好感できるため私は購入検討としていましたが、今回発表された、「転換社債」、「新株予約券」が気になります。M&Aのための資金調達ということで、M&Aの内容によってはEPSの下落以上の成果があるかもしれませんが、現状M&Aについての発表はなくその判断はできません。

今のところは、株価が下落トレンドですし、 「転換社債」、「新株予約券」 というマイナス要因の情報しかないため購入時期ではないかなと考えています。

それでは、また。

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