カナミックネットワーク(3939)企業紹介・決算まとめ

注目決算

 

こんばんは。ハルです。

カナミックネットワーク(3939)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、カナミックネットワークについての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

更新履歴

2022/02/23 初版記載

企業紹介

医療・介護分野に特化したクラウドサービス会社。

介護、医療、子育て支援等、他業種向けのクラウドサービス「カナミッククラウドサービス」を基軸に、各種データのノウハウを地域の医療・介護連携への貢献や、高齢者支援事業により多世代包括ケアの実現を目指している会社です。簡単にまとめると、医療や介護事業に特化したITソリューション企業といえそうです。

設立は2000年、大株主には取締役数人が名を連ねていることからオーナー企業のようです。

基本情報
  • 時価総額:210億円(2022/02/23時点)
  • 市場:東証1部(プライム市場)

セグメント構成

単一セグメントのため、セグメント構成はありませんが、事業内容は下記3つのサービスに分かれています。

カナミッククラウドサービス
多職種・他法人間で連携する情報共有サービス。地方自治体・医師会・介護等で情報を共有することで質の高いサービスを提供できるようになるストック型のビジネス。カナミックネットワークのメイン事業で9割以上がこのサービスによる売上です。

プラットフォームサービス・その他サービス
介護事業者向けホームページの受託制作、運営、管理を行うサービスや、大口顧客向けのカスタマイズサービス。売上高構成は1割以下です。

その他
大口顧客向けカスタマイズ開発の受託。売上構成は数パーセントです。

業績

毎期売上、利益を伸ばしており典型的なグロース企業です。売上は毎期10%以上増えていますし、純利益では直近3年は30%近くの伸びを見せています。

収益力・財務状況

収益力
  • ROE:30.01%
  • ROA:17.29%
財務状況
  • 自己資本比率:44.5%
  • 有利子負債倍率:1.03倍

稼ぐ力を示すROE、ROAともにとても優秀な数値です。介護、医療にフォーカスしているとはいえ情報、通信事業の会社らしい数値となっています。

また、グロース企業にありがちな財務状況への不安はなくそこそこ安定的です。有利子負債倍率は2020年までは0倍でしたが、2021年に新株予約権付社債を発行したことで1倍を超えています。

決算結果

決算概要

2022年2月10日に1Q決算発表

メイン事業の「カナミッククラウドサービス」は前年同期比+11.8%でしたが、「プラットフォームサービス」が前年同期比-64.4%でこの影響で全体で前期比マイナスとなっています。

「プラットフォームサービス」のマイナスは競合が増えたことで売上が大きく減少したようです。

決算の注目点

注目点1 今期の業績予想

今期も売上は前期比で二桁成長予想となっており順調な値です。一方利益面は前年までは20%以上の伸びでしたが今期は10%と成長鈍化に見えますが、決算短信にはシステム開発等、投資に資金を振り分けるとあるため、それが理由となっているようです。

ただ、医療、介護事業は法律改正等が多くそれに伴うシステム対応が常に必要なため、その面での投資は利益面の圧迫要因になってしまうことが、今後の課題となると考えられます。

株価

上記は一年ほどの日足ですが、ずっと下落トレンドが続いています。業績はよいですが、最近はグロース銘柄すべてが下がっている状況で、カナミックネットワークもその銘柄のひとつとなっています。

株価は下落していますがPERはまだ30倍以上で、まだまだ割高感を感じます。当然、現状の株価で購入したいとは思えず日本市場全体のグロース企業に対する雰囲気が変わるまでは様子見がよいと考えます。

株価水準
  • 株価:437円(2月23日 終値)
  • PER:32.4倍
  • PBR:10.48倍
  • 過去一年の平均PER:52.2倍

株主還元

この銘柄の株主優待は、抽選で10名に20万円相当のギフトカードを贈呈するというもので、ユニークな株主優待です。ただ、本当に公正な抽選が行われているのか疑問視してしまうのは、邪推ですかね?

株主還元
  • 配当金(予想):3円 前期は2.5円、2期前は2円。3期連続増配中
  • 配当利回り:0.69%
  • 配当性向:22.2%(今期EPS 13.5円で計算)
  • 株主優待:下記の通り

私の考えや持ち株について

私はこの銘柄をチェックし始めて1年以上たちますが、企業業績の面では順調な成長を続けています。様々なIT企業がある中で医療、介護に特化しているという点が他の企業にない強みだと思いますし、今後も成長を続けていきそうだと感じます。

ただ、現在の日本市場では、グロース企業ほぼすべてが下落を続けているため、とても購入できる状況ではないなと感じています。日本市場全体でグロース企業が変われる状況になり、かつ業績が現状のように成長が続いているのであれば購入を検討したいと思います。

それでは、また。

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