ファイバーゲート(9450)企業紹介

注目決算

こんばんは。ハルです。

ファイバーゲート(9450)の紹介記事です。企業情報、決算結果、業績等々、 ファイバーゲート についての情報を備忘録としてアップデートしていく記事になります。

更新履歴

2021/11/16 初版記載
2022/02/19 2Q決算結果追記

企業紹介

2003年にットワーク構築とWebによるブロードバンド回線販売を主業として事業を開始。2018年にマザーズ上場、2019年に東証一部上場しています。

業種としては情報・通信業で、下記2つが主な事業になります。
集合住宅にWi-Fi環境を全戸一括で提供するホームユース事業と、観光施設や各種店舗・商店街、商業施設の観光客向けに無料でインターネット接続を提供するビジネスユース事業を展開しています。

両事業とも契約数が伸びれば伸びるほど収益があがるストック型のビジネスであり、この収益構造こそがファイバーゲートの大きな魅力です。

基本情報
  • 時価総額:1,283億円(2022/02/18時点)
  • 市場:東証1部(プライム市場)

セグメント構成

集合住宅へのWi-Fiサービスを提供するホームユース事業が8割を占めています。
ビジネスユース事業は主に観光をサービス対象としているため、コロナの影響を受け、業績好調とはいえません。ただ、ビジネスユース事業のほうが利益率が高いため、アフターコロナで観光事業が復活すれば、売上が伸びてくる期待ができます。

その他事業としては、不動産事業、再生可能エネルギー事業を展開しています。こちらの事業は売上が少なく現状は参考程度てよいと思います。なお、事業内容は前回の記事に記載していますので、興味があれば参照してください。

業績

売上、利益ともに二桁成長しており、いかにもグロース企業っぽく右肩上がりで成長しています。2021年6月期はコロナ禍の影響を受け、成長鈍化したように見えますが、2022年6月期はまた成長復活する通期予想となっています。

収益力・財務状況

収益力
  • ROE:31.91
  • ROA:12.44

日本企業のROE平均は10%をやや下回る値で、ROAは5%ほどです。業種により異なりますが、ファイバーゲートは稼ぐ力の高い企業ということが指標からもわかります。

財務状況
  • 自己資本比率:24.9%
  • 有利子負債倍率:1.76倍

自己資本比率が24.9%とやや危うい数字となっていますが、これは収益認識基準適用によるもののようです。今まで純資産であった利益剰余金を負債である契約負債に振り替えたため、自己資本比率は下がっていますが、実質は変わっていないとのことです。

ただ、若干キャッシュフロー的に厳しい状況であることは認識しているようで、決算説明資料には赤字幅のコントロールが必要との記載もありました。

契約負債とは?

契約負債とは、先にお金を受け取ったがサービスの提供がまだ成されていない部分のことです。
ファイバーゲートの場合、今まではお金を受け取ったらその時点で売上(利益)としていたみたいですが、収益認識基準の適用によりサービス提供前は売上とせず(負債扱い)、提供したら売上(利益)とする考え方に変わったということになります。

決算結果

決算概要

2月14に2Q決算を発表しました。

前期比で売上高こそプラスになっていますが、営業利益、純利益は-15%ほどとなっています。マイナス成長しているように見えますが、1Qでは-30%ほどでしたので、徐々に回復してきていることになります。

なお、通期の業績予想は売上で約+26%、純利益で+15%と大きく上昇予定のため下期で大きく回復することが求められますが、コロナ禍や半導体不足がリスク要因として挙げられているため、想定通りの業績を達成できるのか不安が残ります。

過去決算(参考)

11月12日 1Q決算発表

決算の注目点

注目点1 各事業ごとの契約数と売上

ホームユース事業、ビジネスユース事業の両事業ともに順調にシェアを伸ばしています。ストック型の収益構造にとって、契約社数が着実に増えているかは要チェックの項目です。

シェアは両事業で増えていますが、売上高ベースではホームユース事業は前期比で+15.8%ですが、ビジネスユース事業では-25.8%となっています。

注目点2 通期予想

1Qでは大きく落ち込んだ業績も2Qではやや持ち直しを見せましたが、通期業績を達成するには下期では上期以上の業績が必要です。その条件として、ビジネスユースではコロナ禍からの回復による人流の回復。ホームユース事業ではIPカメラやIoT関連による付加価値向上による契約数の拡大が挙げられています。

株価

1Q決算時には下降トレンドだった株価も、2Q決算の発表で業績の持ち直しが感じられたことからか上昇に転じています。移動平均線的にも短期、中期、長期で上を向き始めているのもよい傾向のような気がします。ただ、チャートを読む自信はあまりないため、参考程度でお願いします。

株価水準
  • 株価:1,283円(2月18日 終値)
  • PER:22.2倍
  • PBR:9.75倍
  • 過去2年の平均PER:35.3倍

IRニュース

12月6日 自社株買い

上記の通り自社株買いを発表しました。発行済株式総数に対する割合が0.45%ということで、株価上昇への影響は少なそうです。12月6日の株価は+17円(1.58%)の上昇となりました。

最後に(私の考えや持ち株について)

私はファイバーゲートの株をコロナ禍で大きく下落したタイミングで1株1,002円で100株購入しました。一時は150,000円を超える大きな含み益で、この勢いならテンバガーだ!なんて思って時期もありましたが、現在は30,000円ほどの含み益で、株の難しさを感じています。

コロナ禍からの回復期に企業価値以上の株価を付けましたが、現在は本来の株価水準に戻ってきたのかなと感じます。株価の上下はありましたが、企業成長という意味では継続中だと思いますので、今後も保有し成長していく姿をチェックしていきたいと思います。

それでは、また。

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