ドラッグストア銘柄比較 上位5社

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こんばんは。ハルです。
今回は、「ドラッグストア業界」についてです。ドラッグストア業界全体の好調さを以前から感じていましたが、売上等で比較することで各銘柄の好不調の差や特徴がはっきりしてきました。今回はこの調査結果を結果を記事にします。

今回の紹介銘柄

まずは簡単に今回比較対象銘柄を紹介します。時価総額順(2021年4月3日時点)です。

時価総額第1位 ウエルシア(3141)
 イオン子会社。ツルハと僅差ながらも時価総額1位。

時価総額第2位 ツルハホールディングス(3391)
 北海道地盤。大株主はイオンでこちらもイオングループ。

時価総額第3位 コスモス薬品(3349)
 九州地盤。売上高にしめる食品の割合が半数超え。

時価総額第4位 スギホールディングス(7649)
 中部・近畿地方地盤。調剤併設店多く、調剤の売上強み。

時価総額第5位 マツモトキヨシ(3088)
 首都圏等の一等地に店舗を構える。調剤、化粧品の売上が強み。ココファインと経営統合。

成長率

各企業の売上高成長率と利益高成長率です。2018年を基準として成長しているかをグラフにしました。

上記グラフは売上高の上昇率です。

マツモトキヨシの一人負けということが一目でわかります。マツモトキヨシは都市の一等地に店舗を構えていることや、外国人観光客の爆買い需要の恩恵を受けていたこともあり、コロナの影響をモロに受けた結果となっています。

上記グラフは利益高の成長率になります。

このグラフでは差が見て取れ、ウエルシアが大きく利益を伸ばしています。理由としては積極的なM&A戦略がうまくいっているようです。ただ、利益ベースについては店舗拡大等の投資戦略により結果が変わるため、数年単位での利益の伸びは参考程度と考えたほうがよいです。

ドラッグストアは基本的に小売店と考えられるため、まずは売上の伸びが成長のバロメータといえ、この点ではマツモトキヨシ一人負けという結果です。

2020年度の月次売上状況

ドラッグストア企業は毎月月次の売上状況を発表しており、上記は2020年度の前年同月比の売上高比率です。基本的に低位にいるのはマツモトキヨシのため、今年もマツモトキヨシは厳しい決算となりそうです。

なお、9月は消費税10%になる際の駆け込み需要による減少、2月はコロナによる買い占め特需により今年度はマイナスとなっていますが、全体的に前年度を上回る売上高のためドラッグストア全体が好調であることがわかります。

各社の比較

各社の調査を行った結果、投資対象となりうるかという目線も含め私なりの所感を書きます。主観的な部分もあると思いますが参考にしてください。

ウエルシア(3141)

■今後について
ドラッグストア最王手でM&Aに積極的で売上、利益ともに順調。イオンという後ろ盾もあり今後もドラッグストアのけん引役となっていきそう。

■株価目線
半年ほど前までは他の銘柄に比べ割高だったが、最近は他銘柄と同程度の水準まで落ちてきており、決算後くらいからトレンド的に底打ち感もありそろそろ買い時かも?

ツルハホールディングス(3391)

■今後について
ウエルシアと双璧をなすドラッグストア王手でありながら、こちらもイオングループ。そのうちウエルシアと合併するのでは?と勝手に考えています。

■株価目線
コロナから回復後ずっと横ばいが続いており、買い時がわかりづらい。また、一株13,000円を超えるため個人投資家は手が出しづらいかなと感じます。

コスモス薬品(3349)

■今後について
私は利用したことのないドラッグストアですが、食品系の売上高が大きいのはポイント。最近はスーパーの決算資料にもドラッグストアの競合により売上が減少。という文言もあるように、ドラッグストアで食品を購入するのは普通になってきており、ドラッグストアという名前に縛られない方針は期待できます。

■株価目線
ツルハと同様にこちらも16,000円を超える値嵩株。下降トレンドが続いており購入はまだ時期ではない気がします。

スギホールディングス(7649)

■今後について
ここ数年で大きく成長し大手に食い込んできたドラッグストア。調剤、処方箋に力を入れておりドラッグストアの本来の目的を追求する方針を感じます。この方針が今後どう成長に結びついていくかがカギになりそうです。

■株価目線
他の大手ドラッグストアが上がったり下がったりの株価トレンドの中、上昇トレンドが続いています。ただ、株価的には他の大手ドラッグストアと同程度の諮詢(PER30倍程度)まで上がってきたのでそろそろ頭打ちかもしれません。

マツモトキヨシ(3088)

■今後について
大手の中でコロナの影響をもろに受けており、売上利益ともに厳しい状況。ココカラとの経営統合を控えているが、ココカラもマツキヨと同様にコロナの影響を受けており、好材料とは思えません。

■株価
現状の売上利益を反映するように株価も低迷中。コロナ後を見据えて購入するのはいいかもしれませんが、インバウンド消費が売上をけん引していた感があるため、復活はまだまだ先になりそうです。

まとめ

ドラッグストア業界は決算資料や、月次の売上等を見る限り好調であることははっきりしていると思います。しかし株価目線でみるとどの銘柄もやや割り高感があって購入対象となる銘柄をしぼるのは難しいように思います。

そこで、今後ポイントになるのはドラッグストア業界の集約、寡占かなと思います。
今回情報収集を行った結果、様々なサイトでドラッグストア銘柄の集約、寡占が進むと記載されている記事を見かけました。このような状況は、過去にコンビニ業界がたどってきた姿と似ているなと思い、その考えによれば今後どの企業が集約、寡占を行うのか?それを見極めるのがドラッグストア業界に投資するカギになると私は感じています。

それでは、また。

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