こんばんは。ハルです。
今週は大きく株価が下がったり、上がったりとボラティリティの高い日が続きました。上手な人はこの上下を利用して儲けるのかもしれませんが、私はその勇気もなく静観&静観です。
さて、毎週恒例の「今週の注目企業」で紹介する銘柄はこちらです。
①Hamee(3134) ②トリケミカル研究所(4369) ③プレミアアンチエイジング(4934)

今週の紹介銘柄
①Hamee(3134)
企業紹介
Eコマースサポート会社。モバイルアクセサリーの企画・デザインとネット販売・卸売を行う「コマース事業」と、ネット通販サポート、複数ネットショップ一元管理システム、運営代行を行う「プラットフォーム事業」を展開しています。
決算結果
2021年3月15日に3Q決算が発表されました。
売上高 :9,055百万(8,660万 , 4.6%) 営業利益:1,654百万(1,360百万 , 21.6%) 経常利益:1,610百万(1,373百万 , 17.3%) 純利益 :1,145百万(940百万 , 21.8%) ※()内は前年同期値
注目ポイントとしては、プラットフォーム事業の伸びです。
コマース事業は売上ベースは横ばい、利益ベースは+10%ほどですが、プラットフォーム事業は売上ベースは+24%、利益ベースは+71%となっています。
今後について
この銘柄の売上構成はコマース事業が8割、プラットフォーム事業が2割弱、その他が残りという構成になっていますが、上記記載の通り、ストック型のビジネスであるプラットフォーム事業が伸びていることは今後の企業成長に期待が持てます。
eコマース系銘柄の多くは、コロナ禍の巣籠り需要を理由に大きく売上を伸ばし、目をひく企業が多いですが、eコマース以外にプラットフォーム事業という別セグメントのビジネスを展開し、そこが成長しているのは今後の株価にもプラスと考えます。
②トリケミカル研究所(4369)
企業紹介
半導体材料・試薬メーカー。Si(シリコン)半導体の研究、開発、製造会社。今話題の半導体関連メーカーです。
決算結果
2021年3月15日に本決算が発表されました。
売上高 :9,801百万(8,267万 , 18.6%) 営業利益:2,691百万(2,326百万 , 15.7%) 経常利益:4,323百万(3,744百万 , 15.5%) 純利益 :3,377百万(2,939百万 , 14.9%) ※()内は前年同期値
4Q単体で見ると売上は前年比プラスですが、利益ベースでは-25%となっているのが少し気になりましたが、決算短信や説明資料読む限り順調な成長は続いていますし、通期では7期連続で売上高を更新していることからそこまで心配不要かもしれません。
今後について
半導体関連銘柄であり、決算説明資料ではユーザー地域別売上、製品用途別の売上高でも順調に伸びていますし、今後も期待できそうです。
最近の会社HPってどこも凝った作りになっていますが、この会社はやや昔風です。売上や利益に比例して投資額は増えていますが、IRにはあまりお金をかけないようです。研究にお金をかけているんでしょうか?多少はIRも凝ったほうが個人投資家にはアピールしやすいかなとも思いますが、このあたりは好みが分かれるかもしれませんね。
③プレミアアンチエイジング(4934)
企業紹介
基礎化粧品メーカー。2009年設立で2020年10月にマザーズに上場したばかりの会社。「DUO」という製品が主力のようです。私は知りませんでしたが、知り合いが使ってるようですので一定の認知度はありそうです。
決算結果
2021年3月15日に2Q決算が発表されました。
売上高 :15,310百万(-百万 , -%) 営業利益:2,461百万(-百万 , -%) 経常利益:2,454百万(-百万 , -%) 純利益 :1,573百万(-百万 , -%) ※()内は前年同期値 前期は四半期決算書がないため「-」で表記
四半期決算での比較はできませんが、通期では売上ベースでは+50%、利益ベースでは+160%と成長企業らしい伸びとなっています。
今後について
化粧品業界は研究開発や広告宣伝費にお金をかけ、利回り高く商品売って利益を回収するというビジネスモデルだと思います。この銘柄も広告宣伝費にはかなりお金をかけているようで、その結果が現在はよい方向へ向いていると思います。もしこの銘柄を購入するのであれば、その点を注意深くチェックし流れが悪くなったら売却を検討したほうがよいと考えます。
また、化粧品事業は中国や韓国等の海外での売上比率も高いです。そのため地政学的なリスクもある銘柄と思います。

選抜銘柄の株価
次に選抜銘柄の株価チェックをします。これは、紹介した銘柄の中から選抜銘柄を決めて毎週の株価をチェックし、私の選定眼は正しかったのか?を確認します。まずは選抜銘柄の株価がどうなったのかを確認します。

マクアケはPER200倍銘柄が今後どうなる?をチェックしたく選抜に加えましたが、最近のグロース銘柄の失速もあり、やはり株価が下がってきました。そろそろ見切りをつけ、今回紹介したトリケミカル研究所(4936)を半導体関連銘柄としてチェックしたく入れ替えします。
来週の決算発表銘柄は39銘柄。気になるのは、このブログでも何度か特集したエスプールやニトリなどでしょうか。エスプールは前回の決算発表後に大きく株価が上昇しましたが、今回はどうなるかチェックしたいと思います。
それでは、また。
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